ニキビ肌の洗顔と化粧水の保湿

中学生時代のころから始まった肌トラブル（ニキビ）の対応の試行錯誤のみならず、30代40代になっても様々な種類の肌トラブルの対策と記録です。

思春期の肌は新陳代謝が活発でニキビ肌であれば皮脂分泌も活発となります。


ニキビが出来たりすると、結果的に肌を刺激してしまい皮脂分泌もこれまでとは様変わりして皮脂分泌が活発になります。場合によっては毛穴が目立ったり角栓ができます。


ということでニキビには皮脂対策も大切で効果的な洗顔料を見つける必要があります。


ニキビ対策（皮脂・角質）の洗顔をする場合、肌の乾燥がともなうことがあります。


ニキビの出来やすい肌に保湿効果のあるものをつけると、さらにニキビができるという悪循環を招くリスクがあります。


化粧水やクリームを使うときには、自分にあった洗顔料を見つけることと同じように試行錯誤しながら探すこととなります。







ニキビ対策の化粧水やクリームには効果、好作用すると見られる様々な成分があり参考にすることも多いと思います。(内容は主観的なものです)



　ビタミンＣ

ニキビ跡、シミを薄くする

肌に合わない場合、ヒリヒリしたり、赤みを帯びたりすることがある



　ビタミンＥ

血行促進



　硫黄

皮膚の中にあるにきびになりそうな皮脂・皮脂の角栓を表皮に出す効果
しっかりと保湿をしなければ肌が乾燥する（長期使用にも注意したい）



　プラセンタエキス

新陳代謝促進



　ヒアルロン酸

肌の保湿



　セラミド

肌の保湿



　サリチル酸

角質柔軟成分



　フルーツ酸（AHA）

新陳代謝促進、くすみを減らす
ニキビ肌の毛穴のふさがりを軽減するような気がします（個人的感想）
種類や濃度によっては必要以上に角質を落とす（長期利用のリスク？）



　イソプロピルメチルフェノール

殺菌成分



　グリチルリチン酸ジカリウム

炎症を鎮める（効果小）
あまり効果は実感できにくいですが、ないよりはあったほうがいいかも…



　ステロイド（軟膏）

炎症を鎮める効果
強い炎症において本気で炎症を鎮めることに効果

数日の使用で終わらせる意識が必要。長期使用やことあるごとに気軽に使うことにならないように心理的な注意が必要。

顔など皮膚の薄いところには影響が大きく、相当な事情がないかぎりは使わないほうがいい。

皮膚科の病院などで処方されますが、顔に対しての処方は気軽にされるものではないと体験談としての経験があります。








いろいろな成分がありますが自分の肌に合う合わないがあります。

注意したいのは肌に合う合わないはすぐに分かる場合もあれば１～２週間継続していると影響が出てくる場合があります。

新しい洗顔料・化粧水・クリーム・化粧品を同時に使い始めてしまうと肌あれやニキビなどの症状が出た時にどの商品のどの成分が肌に合わないのか絞りにくくなります。


にきび肌であれば保湿効果の高い化粧水やクリームを使うとにきびができる可能性があるので慎重に経過観察する必要があります。







上記に色々な成分を載せましたが個人的な感想を書いてみたいと思います。



ビタミンＣ

にきび跡のシミやクレーターの凹凸の影を明るくする効果があると思い使いましたが効果は実感できませんでした。

効果よりも、洗顔後肌につけるとヒリヒリして多少赤くなったりしました。３０分～１時間程度我慢すれば大丈夫でした。

よくよく考えると、ヒリヒリしたり赤くなったり毎回３０分～１時間我慢するのは肌に負担をかけていると感じ、本末転倒かなと思い中止しました。

ビタミンＣがヒリヒリしたりしない人もたくさんいるので肌に合う合わないがあるのだと思います。



硫黄

薬局に売っている硫黄入りの洗顔料、化粧水、クリームがあるほか、病院でカンフルローションなども使用しました。

寝るまえの洗顔とカンフルローションを使用した際に、硫黄パウダーが目に入ると寝付けないほどの違和感が出ることがあります。

できたニキビや皮膚の中にあるに小さなにきびを表皮にだす効果があると思います。長期使用は肌を乾燥させたり、肌が硫黄に過剰反応（アレルギー）するようになる可能性を感じました。



フルーツ酸（AHA）

個人的にはフルーツ酸（AHA）がにきび発生に効果があると感じました。

ただ、フルーツ酸（AHA）の入っている商品によってフルーツ酸の強さもそれぞれあり注意が必要だとおもいます。

毎日、何年使い続けても問題にならいような出来るだけ効果の弱い洗顔料のみを使うといいかもしれません。成分入りの化粧水などは使わない。

角質を必要以上に落とさないように注意したほうがいいと思います。


たとえば成分入りの洗顔料で洗顔をしてヒリヒリしたり赤みがでたら使用をあきらめたほうがいいと思います。
商品説明文をよくみると毎日使用ではなく、３～４日に１回、１週間に１回の使用をススメている場合もあります








若いときには皮脂分泌も活発でにきびができたり、皮膚の新陳代謝も活発です。


いっぽうで３０代４０代以降になると皮脂分泌や新陳代謝も低下して乾燥肌になったりシミなどが残ったりします。


にきび肌の若い人が２０代３０代まで継続してにきび対策を続けている人もたくさんいると思います。
にきび対策のためにさまざまなことを肌に与えると、中年世代になってじわじわと悪影響として現れる可能性も考えなければなりません。


硫黄、ピーリング、スクラブ、日焼け、角栓取り、ステロイド、マッサージなどにきび対策で何年も続けていると不可逆的な肌質になるかもしれません。


にきび対策として皮脂対策をしているのであれば乾燥肌になる場合があります。
赤ら顔になったり、かゆみを感じやすくなったり少しの刺激で炎症をおこしたりすることがあります。



このようなリスクを避けるためには、

若いときからニキビ肌の人のにきび対策は出来る限り肌に負担をかけない極めてシンプル（必要最低限）な方法で効果的なにきび対策をすること

が望まれます。


にきび肌で乾燥肌の場合の化粧水は、刺激をほとんど感じない色々なものが入っていないさっぱり系のものが無難です。