加齢や長期的負担の影響と乾燥肌
皮脂分泌過多と乾燥肌
若い時代でにきび肌の場合を含めて皮脂分泌が多くにきびなどのトラブルになったりします。
にきび肌ではなくてもTゾーンなどのエリアでは一般的にも皮脂分泌は多いといえます。
気にして刺激すれば刺激するほどに皮脂分泌が多くなったり角栓ができたり毛穴が広がって目立つことになる場合があります。
もともと乾燥肌の方もいますが、
加齢や他の原因で乾燥肌になることがあります。
いつも皮脂対策の洗顔などをしていると、いつか乾燥肌へ移行したときに日に日に乾燥していく肌に戸惑いをおぼえるかもしれません。
では、乾燥すれば保湿すればいいじゃないか…ふつうはその通りです。
ですがニキビ肌の場合にはそんな簡単な話ではない場合があります。
ニキビができる年齢世代を過ぎて、もうニキビができなくなった肌なのに発生してしまうことがあります。
乾燥肌の保湿とニキビ肌
ニキビ肌の場合や過去のニキビ肌だった場合には化粧水による保湿(成分・タイプ)なども慎重に考える必要があります。
個人的な体験ですと高保湿効果のあるものは2週間ぐらいすると
ニキビやニキビらしくないニキビのようなものができました。
保湿効果により乾燥の肌荒れや痒みが落ち着いてきた矢先にニキビができました。もちろん顔の保湿なので両手で顔全体に化粧水をつけていました。
とういことで、でこ・こめかみ・頬などの部分にぶつぶつができました。
ほとんどは白ニキビ(白い油)のものは少なかったですが、照明の下で鏡で顔を確認するとニキビに近い程度のもの、赤くもならないけど極めて小さなぶつぶつを確認できました。
さっぱりタイプの化粧水を選ぶ
結局どのような化粧水を選べばいいのかというと「さっぱりタイプの化粧水」が望ましいかなと思います。保湿効果が高いしっとりタイプタイプであるほどベタベタするなど保湿成分が肌にラップのように覆うのだと思います。
毛穴による原因でニキビができやすい肌であれば、「中年世代であってもニキビができるかもしれない。」という意識はもっていたほうがいいかと思います。
青春期のニキビ肌のときであっても肌への成分=刺激がほとんど無くニキビもできないと実感できたさっぱりタイプの化粧水で保湿をすることが結論になるのかなと思います。
個人的な体験 尿素
冬に太ももや脛なども乾燥したため
尿素入りの保湿クリームを使いましたが、1週間程度で改善がみられました。
ということで
顔にもそのクリームをぬったのですが、ぬった部分が火照りだしてきて肌が赤っぽくなりました。
ぬって30分ぐらいで洗顔を2回ほどしてクリームをしっかり落としたのですが火照るような感覚や熱をもったような状態が36時間ぐらい(2日たたない程度)続きました。
仕事や学校があったとしたら休みたくなるレベルの肌の変化がありました。
太ももや脛など異常がなかったとしても顔は全く異なる反応を示すことがあるので説明を読んでしっかりと守ったほうがいいと思います。
また、
クリームを塗った部分を手で触ったあとで顔を触るということにも念のため注意したほうがよさそうです。
想定しない原因の乾燥肌
加齢や他の要因で肌質が変わり乾燥肌になることがあります。
一方でこのほかの原因で乾燥肌になる場合があります。
サプリメントで乾燥肌
ニキビ対策や美容、健康増進などの目的でサプリメントを飲む機会もあると思います。ですが注意しなければならないのは用法・容量を守っていても望まない効果があらわれることがあります。
海外から輸入したサプリメントなどは日本と比べて含有量が数倍多いことも多々ありますので1日の摂取目安量は確認したほうがいいと思います。
ということで、個人的に摂取したサプリメントにおいて、2週間ほど継続して乾燥肌になった。皮脂の分泌が少なくなったと感じたサプリメントがありました。
あくまでも個人的な感想であり、容量も2倍近く摂取していたので参考程度にして下さい。
なにも原因になるようなことをしていないのに、急に乾燥肌になった(皮脂がでなくなった)場合で最近特定のサプリメントを摂取し始めていたとしたら…原因探しの参考になるかもしれません。
ということで
皮脂分泌量の低下を主観として感じたものは以下の通りです。
ビオチン
亜鉛
葉酸 (海外の葉酸主体のサプリメントは量が多いので過剰摂取に注意)
上記のような成分のサプリメントによって皮脂分泌が減少したように感じました。
・それぞれの成分の効果や副作用をしっかりと読むと皮脂分泌量が減少するような文言が有ることが確認できます。(全てではありません)
皮脂分泌も盛んでニキビ肌の場合、皮脂を抑制したくなり上記のサプリを飲もうと思うかもしれませんが(必要量以上は)飲まないほうがいいと思います。
もし皮脂分泌量が減った肌になった場合、洗顔をするたびに本当に必要な皮脂そのものが激減する感覚になります。そして、皮脂がなくなればなくなるほど、とんでもない乾燥肌に悩まされる可能性があります。
(ニキビ対策どころではない状況に陥りかねません)
ニキビの赤い皮膚部分が乾燥でダメージ
顔が全体的な乾燥でダメージ
乾燥すると痒くなり掻くことによりダメージ
乾燥肌部分が肌荒れやピンク色のようになる
掻くなどダメージのある部分に化粧水をするたびにヒリヒリし我慢する可能性
ニキビ肌に対応していない(自己確認していない)
しっとり化粧水で保湿をして、ニキビのようなものを発生させる可能性
本当にサプリメントが原因であるのなら、摂取を停止して1~2週間たてば元の皮脂分泌に戻るとおもいます。
この他のサプリメントでも皮脂抑制効果があるものもあるので、乾燥とサプリメントのタイミングが合った場合は一度細かく確認してみるといいと思います。
メリットばかりを意識して副作用は把握していないこともありえます。
洗顔による乾燥と悪化
皮脂を取りすぎる洗顔料を使うなどしてピリピリしたり痒みが出ることがあります。
多少時間がたってから水洗顔をするとピリピリや痒みが落ち着くことがありますが、このような場合は洗顔料が強いということをしめしているようにも考えることができます。
洗顔料の泡で顔を洗い水で洗い流しているのにピリピリやヒリヒリ、赤みが出るということは「洗顔料の成分が肌に残り、影響を与えている」とも考えることが出来ます。
結果的になんら対策を取らない場合は肌の痒みが出てきて、おでこや眉の周り、眉間、ほほ、髪の生え際など痒くなるかもしれません。
これらの症状が続くにともない痒みの出た部分を掻いたりすることは明白であり、エスカレートすると皮膚が薄くなったり体液が滲むようになったり、皮膚が極めて繊細な状態となりこれまでにない肌(ピンク色)になる場合があります。
そうなってしまうと皮膚科の病院へ行ったほうがいいような状況になると思います。
病院での治療により完治するのなら良いとおもいます。
(もしステロイドを処方されれば塗っている間や塗り終えた数日間は明らかに改善すると思います。)
ひとつの考察にすぎませんが、病院での治療が終わって(薬の終了)1ヶ月ほど経ってみると同じ症状がでてきてしまった場合は、上記のことを見直せば改善するかも知れません。
洗顔料、サプリ、皮脂落とし、アレルギーなど乾燥につながるかもしれないことを今一度疑ってみるのもいいかもしれません。
根本的な原因を見直さなければいつまでたっても治癒しようがない場合もあります。
原因を探して対策
↓
専門的な治療(病院など)で対応する
↓
治らない、一時的に改善が断薬すると症状がでる
↓
ほかの要因、原因がある可能性を考える
原因を探して対策
↓
治る兆候、専門的な治療(病院など)で対応する
↓
治る、断薬しても症状が出ない
↓
再発しなければ原因が確定
個人的な経験や経緯の紹介となりましたが、他のページでは色々な経験や考察などを紹介しています。
いずれ、10代20代のときに肌トラブルの解決方法を見つけると思いますが、
30代40代になりじわじわと影響が現れたり、肌質(極端な乾燥肌・赤ら顔)が変わるときがきます。
なので、10代20代のときに超長期的に使用し続けてもトラブルになるリスクの低い解決方法を見つける必要があります。
個人的にはスクラブ洗顔、硫黄、強いピーリング、殺菌成分、摩擦、日焼けなどの
長期的な活用は控えたほうがいいという考え方です。